性感生活コラム:コンドーム選びの意外な盲点

2022/09/16
by アダルトグッズ通販 KIYO

壁埋 まり夫


 コンドームを選ぶ判断基準にもいろいろありますが、男性が気にしているのは多くの場合「ペニスサイズにぴったりのコンドームを選びたい」という点で、とりあえずMサイズ(標準サイズ)を準備しておけば良いはずだと考える人も少なくありません。こういう場合、その選択が明らかに間違っているとは言い切れないのですが、セックスの現実においてはサイズが合っている事だけが正しさの根拠になるのではなく、それどころかサイズよりも重大な問題が起きる場合があります。

 

 そこで今回は、ペニスサイズ以外にどんな要素を注意すればより最適なコンドームを選べるようになるのかお話したいと思います。

 

◆ まずはペニスサイズを把握しましょう

 コンドーム選びにいくつかの判断基準があるとはいえ、ペニスサイズとの一致が第一である点は変わりません。コンドームが小さければそもそも装着できませんし、大きければセックス中にコンドームが脱落する可能性も増します。また、適切でないコンドームは男性が得られる性感が減ったりイけない原因になる場合もあります。よって、まずは自分の(あるいは相手の)ペニスサイズを正しく把握する事からコンドーム選びは始まります。

 

 コンドームのサイズを決めているのはその直径ですから、把握すべきペニスサイズも勃起時の直径という事になります。ただ、ペニスの断面形状は正確な円ではなく、ものさし等の計測器具で測るのはなかなか難しいですし、最近話題になった「トイレットペーパーの芯にペニスを入れて判断する方法」についても、ペニスは曲がっていたり太さが一定ではないため必ずしも的確に判別できるわけではありません。

 

 きちんと測りたい人はテープメジャー(胴回りなどを測る柔らかいメジャー)を巻き付けてペニスの外周を測り円周率で割り算しましょう。根本や亀頭だけが極端に太い人は、細い部分と太い部分それぞれの直径を把握しておくのも重要になります。

 

◆ 同じMサイズなのに実はサイズが違う? 商品ごとの直径の違い

 通販等も含めればコンドームの種類は大変多く、Mサイズを謳うコンドームだけでも数十種類もの商品が該当します。しかし、同じMサイズのコンドームでも、それを製造しているメーカーや商品コンセプトによって「Mサイズのコンドームの直径を何mmとするか」は別々となっています。しかも、同じMサイズでもメーカー間の直径の違いは最大5mmもあるので、あなたのペニスにそのコンドームがフィットするかどうかはS・M・Lという表記だけでは判断できないというのが実情なのです。

 

 幸い、こういった問題に対し、コンドームの実際の直径を商品別に比較してくれるサイトやアダルトグッズショップも現れ始めています。ペニスの直径を把握していれば、その数字を照らし合わせて厳選し、最適なフィット感のコンドームを比較的早く見つけることも可能です。

 

◆ コンドームの素材で変わる最適サイズ

 コンドームの素材には、主にラテックス、ポリウレタン、イソプレンラバーのいずれかが使われています。それぞれにコンドームの性能や使用感を左右する特徴があるのですが、ペニスに対するフィット感への影響という観点で見ると、伸縮性の高い素材であるほどコンドームの直径が多少細くても伸びてフィットしやすいというメリットがあります。言い換えれば、ポリウレタン素材のコンドームを使いたいならペニスサイズとの一致を追求する(サイズが合わないならポリウレタン素材のコンドームを選外にする)必要があるという事です。ちなみに筆者は、ポリウレタン素材のコンドームを使いたい場合のみひとつ大きなサイズにしていました。

 

◆ その性交痛の原因、もしかしてコンドーム由来かも?

 セックスにおける性交痛の原因は様々ですが、たまたま行ったラブホテルで普段使っているのと違うコンドームを使ったら日々悩んでいた性交痛が減って驚いた…という体験談もあるぐらい、コンドームを変えてみて使用感の違いを確かめてみるという取り組みはまだ一般的ではないようです。特に、ラテックス、ポリウレタン、イソプレンラバーそれぞれのコンドームで「素材による使用感、特に性交痛の大きさ」がどう変化するかについては、人それぞれの違いも含めて情報が少ないのも実情です。

 

 このコンドームなら誰でも必ず性交痛を抑えられる、といったパーフェクトなコンドームはありませんが、コンドームを変えただけで性交痛が改善・解消されるならこれほどお手軽な対策もなかなかありません。コンドームの素材は製造元ホームページやコンドーム紹介ページ等をネット検索すれば知る事ができます。コンドームの素材由来の性交痛は男性で悩んでいる人もいますから、小さな違和感であっても「なんだかコンドームが合っていない気がするかも…」という方はぜひ別のコンドームを試してみてください。なお、性交痛の原因として、素材の違いによる粘膜の擦れを挙げる女性は少なくありません(※膣内分泌液による潤滑度合いとは関係なく、濡れやすい女性でも濡れにくい女性でも同様の意見)。

 

◆ 装着時に萎える現象をコンドームの選別で改善しよう

 コンドーム装着時に勃起が萎えてしまう現象を改善する一手として、装着の容易さを追求して装着時間を短縮する方法があります。各種コンドームはその収納形態こそ共通ですが、亀頭にあてがってから根本へ巻き下ろす際の「転がりやすさ」や「皮の巻き込みやすや」には驚くほどの差があります。これもコンドームに使われている素材の影響や、コンドームの厚み、塗布されている潤滑剤の滑り度合い等が影響しており、更には巻き下ろすための補助テープ付きコンドームもあったりします。

 

 今使っているコンドームが偶然にも「実は装着の難しい類のコンドーム」であったなら、あなたはセックスするたびに無駄な装着時間と萎えへの無用な勝負を強いられているという事になります。装着時に萎える不安が減ることはセックスそのものに対する自信にも大きく影響しますので、装着時間の短縮という観点でも新しいコンドームを試してみてください。

 

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 ここまでに挙げたように、コンドームサイズの良し悪しは装着する側だけの問題ではなく、実は挿入される側にとっても小さな問題ではないという事がおわかり頂けるかと思います。安心できるセックスのための補助具であるコンドームが原因で性交痛や不安に悩まされていては本末転倒です。これまで特にこだわるわけでもなく1種類のコンドームを使ってきたという方は、この機会にぜひ他のコンドームも試してみてはいかがでしょうか。

 


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