性感生活コラム:股間の脱毛とセックスとオナニーと

2022/11/17
by アダルトグッズ通販 KIYO

壁埋 まり夫


 メンズ脱毛も多数の業者が普及し、脱毛系の広告を見ても「毛をなくしてモテよう」「清潔感が喜ばれます」等、好印象に繋がる点が強くアピールされており、そろそろ自分も脱毛した方がいいのかも? と考え始めている方は少なくないかと思います。しかし、広告のイメージ戦略はともかく「じゃあ実際に脱毛したらどうなるのか」という体験談については個人の感想がその多くを占めており、特にエロ事に対してどんな効果があるのかという点に期待や不安を感じている人もいるでしょう。

 

 そこで今回は脱毛をVIOゾーンに絞り、セックスやオナニーにおけるメリット、そして脱毛方法もいくつかご紹介したいと思います。

 

 

◆ 陰毛がなくなるとどうなるの?

 VIOゾーンの発毛量にも個人差があり、ジャングルのように真っ黒に生えている人もいれば脱毛の必要がないほど生えていない人もいます。いずれにしても、少量でも毛が生えているならその部分の皮膚は直接触れる刺激が毛に邪魔されている状態です。毛があるのが当たり前となっているとわかりにくいのですが、実はVIOソーンで毛に隠れている部分の皮膚は概ね敏感な部位となっています。

 

 脱毛前にその感触を知るには、まず剃毛を試すのが手っ取り早いです。風呂に入る等で皮膚も毛も柔らかくなったタイミングに、ローション等潤滑剤を使って念入りに剃ってみましょう。剃り終わってローションや毛を洗い流し、バスタオルで股間を拭いた瞬間、そこが昨日までとは違う吸い付くような敏感さを得ている事がわかるはずです。

 

 また、風を感じて股間が寒くなったり、下着を履くと布が触れる箇所が冷たく感じるといった冷感効果も生じます。これは感覚だけの話ではなく、剃毛したら風邪を引いたという体験談もある通り実際に身体が冷える側面もあります。夏場は快適ですが、寒い時期は油断するとこれが原因で体調を崩す可能性もあるので、剃毛・脱毛した直後は股間を冷やさない工夫が大切です。

 

 

◆ 毛がないとどう気持ち良くなるの?

 まず、毛がなくなって肌の本来の感度が戻る事がメリットとなります。セックスでは相手の素肌が直接触れる快感が(相手も脱毛していれば尚更)感じられるようになります。男性視点で言えば、正常位なら相手の恥丘や下腹部が触れ合う感触、側位なら太腿のスベスベ感、寝バックであればお尻の柔らかさといった要素が、毛の生えている状態よりも確実に強く感じられるようになります。

 

 また、オナニーであれば特にオナホールを使う際に、ピストン運動でオナホが股間にペタペタ当たったり密着する感触が強くなり、これも明らかな快感要素となります。フィニッシュ時などオナホを目一杯股間に押し当てながら絶頂する快感は、剃毛という一時的な状態から脱毛という恒久的な無毛を望むのに一役買うと言ってもいいでしょう。

 

 毛が無くなった部位をシンプルに自分で撫でるのも、誰かにそっと触れてもらったり舐めてもらうのも快感となりますし、あるいは肌触りの良い布で撫でる(VIOゾーン全体の毛を処理した状態で、ファー系の布やマイクロファイバー生地の布を褌のようにして股間を覆い、強く押し当てずに布をゆっくりと前後させるとあまりの気持ち良さに悶絶します)という新たなプレイも可能となります。

 

◆ 剃毛と脱毛の違い

 特にセックスにおいては毛の存在を不快感として訴えている人が少なくありません。また、「毛を剃ったのは良いけれど、毛先がチクチクして嫌だ」的な体験談は一度は見かけた事もあるでしょう。生えっぱなしの毛が嫌だという話であれば剃毛・脱毛どちらでも解決可能ですが、やはり剃毛の場合は毛先がチクチクする問題から逃れられない事、そして埋没毛や手先の刺激による赤みの発生等、なにより毎回処理の手間が必要という余計な問題がついてまわるのが悩みどころです。

 

 一方、脱毛の場合、最終的な仕上がりは良いのですが、長期間に渡る複数回の処置が必要な点や、皮膚のトラブルが起きる可能性があります。満足のいく脱毛状態が得られるまでは剃毛もワンセットとなります。毛のない状態が本当に必要なタイミングがいつやってくるかは誰にもわかりませんが、少なくとも納得のいく状態になるまでおおよそ1年程度必要である点は長い目で見る必要があります。

 

 

◆ 毛がないとコンドームの装着が楽になる

 コンドーム装着時に陰毛を巻き込んで慌てるのは男性が恥ずかしく感じる一瞬です。慣れでカバーできるという視点もありますが、逆に言えば慣れていても常に毛を巻き込む可能性はあるという事ですし、コンドーム装着時に必ずしも現場が明るく両手も使える状況であるとは限りません。あるいはコンドームを相手に装着してもらう際も、陰毛を巻き込む可能性は同様です。また、コックリングという勃起補助器具を装着する人も、できるだけ根本に装着したいという欲求と陰毛の存在がバッティングします。セックス関連のグッズを使うにあたっては陰毛が無いに越したことはない、という点は概ね間違いないでしょう。

 

 

◆ 具体的な脱毛手段

 さて、剃毛・脱毛含めて一旦毛の無い状態にする方法はいくつかの選択肢があります。以下のまとめを参考に、あなたに今必要な方法はどれなのか検討してみてください。

 

・剃毛

 最も早く無毛状態を得られます。入浴等で毛を柔らかくした上でよく剃れる剃刀とローションを併用すれば、剃毛後数時間程度はチクチクする問題もほぼ回避可能です。翌日~2日程度で無毛状態の効果が切れます。

 

・除毛クリーム

 剃毛よりは時間が掛かるものの、毛を溶かす待ち時間だけで丁寧な剃毛と同程度の無毛状態を得られます。剃刀では生じる可能性のある引っかき傷や小さな出血といった問題が回避できます。一方で肌との相性問題があり、赤みやかゆみが生じる可能性があります。これも数日で無毛状態の効果は切れます。

 

・ワックス脱毛

 一時的ですが完全な無毛状態を最も短時間で得られる方法です。毛は毛根から引き抜かれているため、再び毛先が皮膚まで到達する期間、処置を受けてからおおよそ一週間程度は無毛状態の効果を得られます。生えてくる毛の総量は減らないため、時間が経てば元通りになります。処置における瞬間的な痛みがレーザー脱毛を上回ると感じる人もいます。

 

 なお、ワックスを使わず毛抜き等で1本1本手作業で引く抜く方法でも、時間は掛かりますが概ね同じ効果を得られます。筆者の経験談としてですが、Vゾーンのみの脱毛に小一時間掛かりました(ただし赤みや小さな出血が多数発生したため、一度きりで止めました)。

 

・医療脱毛

 永続的な無毛状態を求める方法です。複数回の処置と少なくとも半年以上の継続的処置が必要ですが、毛根そのものを毛が生えない状態にするため、処置を受けるたびに生えてくる毛の総量が減っていきます。減っている途中で無毛状態が必要なら剃毛等でカバーする必要がありますが、総量が減っているので剃毛処理が楽になるというメリットもあります。なお、医療脱毛ではない脱毛(いわゆるエステ系、自分で機器を扱うもの等)も選択肢ではありますが、「どの程度の無毛状態を」「どれぐらいの期間で」得たいのか、というあなたなりの要求と照らし合わせて選択する必要があります。

 

 ――

 

 いかがでしたでしょうか。子供の頃には股間に毛が生えるのが大人の証であるかのように感じていた人もいるかと思いますが、今や男性にも「VIOゾーンに毛が無いのは恥ずかしい事じゃない」という認識が少しずつ浸透し始めているという話も聞きます。いわゆる医療脱毛の処理1回でいきなり永久脱毛できたり無毛状態になるわけではない点や、丁寧な剃毛でチクチク感がほぼ回避できる点など、お話してみるとまだ意外と知られていないケースもありますが、エロ目的での無毛状態を望むのも大人の嗜みと思えば、まずは剃毛から試してみるのもおもしろいかと思います。それでは良き無毛ライフを!


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