御萬恋次郎がお送りするアダルトスタイル。アダルトグッズに関するネタやライフハック、ランキング、お悩み相談まで色んな内容で盛り上げてイクっス。
こんにちは! 性に関する様々な情報をランキング形式でお伝えする「性関なんでもランキング」第2回目のランキングは【これだけはやってはいけない オナホールメンテナンスの注意点ランキング】っス! せっかくゲットしたお気に入りのオナホを短期間でダメにしてしまわないためにも、健やかなオナホライフを満喫するためにも、ぜひ今回のランキング内容はみなさんご参考にしてほしいっス。それではさっそくスタートっス!
これはもう本当に基本的な話なんスけど、オナホを使って楽しんだ後は次のオナホオナニーも心置きなく楽しめるようきちんと洗浄しておくのが当然っス。ところが、一発射精して賢者タイムに入りすべてが面倒になった状態というのは何事も半端にやりがちなものっス。例えば、
・内部形状が複雑であるにも関わらず、雑に洗っている
・ボディソープ等を入れて濯げば十分だと決めつけて、きちんと洗えているのか確認していない
・洗浄後、放置しておいてもそのうち乾くからと水気を残したまま放置している
…といったいい加減な扱いをついついやってしまいがちっス。
洗いが不完全であればホール内部に体液の一部が残留する可能性があるっスし、きちんと水気を除去しなければ乾く前にカビの原因にもなるっスから、正直なところオナホの洗浄はやりすぎだと思えるぐらいで及第点という感じで、洗浄後は必ず洗濯済みの乾いたタオルで外も中もしっかり拭くのがお勧め(内部については指先でタオルを2~3回しっかり押し込むぐらいしないと全然濡れたまま)っス。ちなみにボクはお気に入りのオナホをカビで廃棄処分させた経験もあるっスから、それ以来保管場所の通気性も確保するようになったっス。きちんと乾いた状態なら袋等に詰めておいても大丈夫っスけど、少なくとも洗浄後に袋詰めするのは丸一日経ってからが良いと思うっス。
これは正直なところ1パターンしか経験してなくてまだソースが少なすぎるんスけど、その例そのものが大ダメージだったので紹介させて頂くっス。問題が起きる直前、ボクはオナホールと、アナルプレイ用の2連ボール状のグッズと、さらに別のアナルディルドを全部同じ袋に適当に放り込んで保管していた時期があったっス。要するにグッズ同士がいろいろ接触している状態で安置されていたということっスね。そして、たまたましばらくオナニーせず久しぶりにそれらのグッズを使おうとして袋を開けると、なんと2連ボール状のグッズの一部が水飴のようにドロリと溶け出して他のグッズにねっとり絡みついていたんス。高熱で溶けたというわけではなく、どうもこの2連ボール状のグッズといずれかのグッズが相手を溶かしてしまうような素材の相互関係だったらしいんスけど、とにかくそんな溶け出したゴムっぽいものが付着した他のグッズを使いたい気分には到底なれず、残念ながらその袋ごと手持ちのアダルトグッズを捨てざるを得ないという結果になったっス。
溶けたアナルグッズは海外製のものだったんスけども、当時の僕ではどのグッズがどう悪さをしたのかまではわからず、溶けた現象とオナホールは無関係だった可能性もあるんスけども…原因がわからなかったゆえに、それ以来「アダルトグッズはどんな種類のものであれ、お互いに接触していない状態で保管する」というのがボクの習慣になったっス。オナホを多数所持している人はもしかしたら机の引き出しや収納スペースに詰め込んでいるかも知れないっスけど、できるだけ広い保管空間を確保して、整然と並べておくぐらいの管理体制を用意して欲しいっスね。
ちなみに僕はメタルラックを組んで各種アダルトグッズを並べて保管しているっス。通気性については文句なし、使いたいグッズを選ぶ際もすべて見渡せて一目瞭然、ただしオナホを直接メタルラックに置くとメッシュ構造が型写りして変形しちゃうので、薄いスポンジシートを敷いて対策しているっス。皆さんも自室の一角をアダルトグッズタワーにしてみるのはいかがっスか?
これはオナホ自体のメンテナンスではなくオナホを保管する際の置き場所を保護するという意味でのメンテナンス話になるっス。事の発端は僕がオナホを使い始めた初期の頃、まだ実家暮らししていた当時まで遡るっス。一応自分の部屋があったとはいえ実家住まいっスから、オナホをどこかへ隠しておきたいと考えるのはごく自然な発想のひとつだと思うんスけど、ボクがそこでやらかした間違いは「押入れの木製の棚板へ、オナホを直においておく」という保管方法だったんス。ご存じのとおり、オナホからは常に油分がにじみ出続けていて、洗浄後にパウダーを付けるといったアフターケアを推奨している方もいるぐらいなんスけど、そんな事も知らない当時の僕はとにかく身内から隠したい一心で押入れに入れておいたんスね。そして数日後、またオナホを使って楽しむぞ! と押入れの戸をあけ放った僕は信じられない光景を目の当たりにしたっス。オナホを直接置いた棚板の上面には、オナホを中心とする直径30cm弱のこげ茶色に変色した油の染みがくっきりとできあがっていたっス。当然、その油は棚板の表面だけでなく木の中にまで染み込んでいたっスから、ティッシュでどれだけ擦ろうともシミは一切薄くなることなく…ゴム臭くて油臭い大きなシミだけがそこに残ったっス。
ボクの場合はいちばん酷かったのがその経験っスけど、押入れのベニヤ板のような荒い木面でなくとも、オナホの油分はそれを置いた場所へ簡単に染み跡を生成するので本当に要注意っスね。最近ではそもそもオナホらしいあの匂いがほとんどせず油っぽいベタつきもないタイプのオナホもあるっスけど、念のためいつも置いてある場所におかしな事が起こっていないか、一度チェックしてみて欲しいっス。
オナホはゴム製品として見ても比較的柔らかいものっスから割と簡単に裏返せるのは確かっス。それに、内部構造をしっかり洗浄したい人がオナホを裏返してでも洗いたいというその気持ちを咎めたい訳ではないんスけど、買った時の使用感をできるだけ長持ちさせたいなら、挿入以外の過度の変形をできるだけ加えないのが重要になるっス。オナホを裏返すたびに挿入口や内部構造には大きな変形が生じていて、特に内部構造には細かな裂け目が少しずつ蓄積していくっス。オナホは一度裂けたり切れた箇所をくっつけるのが難しくて、変わってしまった使用感は元に戻せないっス(ただ、この不可逆的な変化を“覚醒”と呼んで、むしろ自分好みの使用感に変化するのを期待する、という考え方もあるっス)。
裏返して洗ってもほとんど破損しないオナホも少なくないというのは事実っスけど、だからといって裏返すと壊れてしまいやすいオナホが製品的に劣っている訳ではないっス。特に、これまでオナホをいろいろ使ってきている方なら、気持ち良いオナホと壊れやすさが必ずしも連動するわけではない事をすでに経験されていると思うっス。
また、洗浄時に裏返しにせずとも、奥まで洗おうとする結果として拳を突っ込んでいる状態になっている人もいると思うんスけど、この場合も内部構造が過度に引き延ばされているのを避けるために、内部へ入れるのは指1~2本に留め、もう一方の手でオナホの挿入口の反対側を握って両手でオナホ全体を圧迫するようにすれば、内部構造は指先ですべて洗えるはずっス(大型オナホや据え置きオナホはまた別の工夫が必要っスね)。オナホは圧迫で避けたり切れたりする事は稀っスから、変形させる向きを考えて洗うというのもオナホを大事に扱うには良い工夫のひとつと思うっス。
【これだけはやってはいけない オナホールメンテナンスの注意点ランキング】いかがだったっスか? 基本的には繰り返し何十回も使えるオナホでも、メンテナンス次第でその寿命は大きく増減するっス。せっかく見つけた自分にとって最高のオナホを、数か月で駄目にしてしまうのか、それとも年単位で愛用し続けられるのか…オナホが壊れたという話においては、洗浄時に避けた・切れたというケースがかなり多いっスから、とんでもない巨チンかもしくは相当無茶な使い方をしていない限り、洗う時ぐらいはぜひ心を落ち着けてオナホを優しく扱ってみて欲しいっス。それでは今回はここまで! また次回をお楽しみにっス!
ヘイヘイ! 今夜も悩めるオトナ達の想いに御萬恋次郎が寄り添う深夜番組「ミッドナイト・オトナ相談室」の時間がやってきたっス。メールもお手紙も募集していないはずのこの番組へ、どこかのラブホから、どこかの風俗から、あるいはあなたのお部屋から直接届く、オトナ達の性の悩み。聴いているアナタにも実は共通するかもしれない切実な性の悩み。そんな問いかけへ解決の糸口になるかもしれない僕なりの提案をお答えしていくっス。第2回となる今回のテーマは「セックスする意味についてのお話」っス。
まずは1通目のメールから。「とにかくセックスしたくてセフレが欲しいのですが、関係の作り方がわかりません。セフレになりたいなんて、いつ言えばいいのですか?」30代男性のお悩みっスね。
こちらのメールは「セフレなんてお金を払って作っている関係ですよね? セックスしたい同士が都合よく出会って始まるなんて信じられません!」10代女性からのお便りっス。セフレという関係…確かにそう簡単に作れるものじゃないっス。居るところには居るけれど、日常的に見掛ける関係ではない…相談者さんのような意見が寄せられるのもよくわかるっス。
まずは、セフレ関係がどうやって作られるのかっスね。特にこの場合、思わぬ出会いから始まるのではなく、狙って関係を構築したい場合が要点になるかと思うんスけど、そもそもセフレを探す目的においてはあなたが日常的にアクセスしている場所はすべてセフレ探しに向いてないと言えるっス。
友達関係はもちろん、学校あるいは職場、一般的な趣味のコミュニティやオンラインのグループなど、あなたがセフレ探しではない本来の目的ですでに属している場でセフレを探すというのは、セフレが見つからないばかりかそのコミュニティから除外される危険も含まれる、デメリットしかない行為になるっス。もちろんそれはSNSも同じで、あなたがこれまでフツーに使ってきたアカウントでいきなりセフレ探しを始めてもセフレは見つからないまま、ただフォロワーが減るだけっス。
じゃあどこで探せばいいの? という事になるんスけど、単純な話セックスを求めている人だけが居るコミュニティあるいはグループを見つけて、そこへセフレ探し専用のアカウントや人格を用意して飛び込めば良いという話になるっス。注意して欲しいのは、セックスを求めている人「も居る」じゃなくてセックスを求めている人「しか集まらない」場所でないと駄目というところっス。
つまり合コンや出会い系サイトは実はセフレ探しに向いてなくて、向かうべきはハプニングバーやオンラインのエロ話題コミュニティという事っス。こういう場であれば、そもそもセフレを探しているという話題がNGにならないのであなたは不安を抱えずにセフレ探しの話題を切り出せるっス。
もちろん話しかける勇気と話術はどうにか頑張らなきゃならないっスけど、こういう話を切り出してもあなたにデメリットが生じないという点こそ、あなたが堂々とセフレ探しするのに実は一番影響を及ぼす要素だったりするんスよね。ボクだって相手がセックスを求めているのかわからない場で誘うのなんて絶対イヤっス。
一方で、お互いにセックスを求めていて相手の事をそれなりに気に入れば、セフレ関係というのは意外と気楽なものっス。中にはお金を介して続くセフレ関係もあるっスけど、そもそもセックスするのに必要なお金って移動費とホテル代ぐらいのもので、もしどちらかの部屋に行ってもいい関係ならそのホテル代すら不要になるっス(かなりラッキーな話ではあるっスけど)。
このあたりはセフレ関係を始められそうな雰囲気になったらセックスを求める理由を確認するようにしておけば、そこから話もスムーズに進むのでお勧めしたいっス。というか、まずセフレを探すコミュニティへの参加費の方が出費としては多い場合もよくあるっス。それを先行投資できるかどうかはセフレ関係成立を左右する要素なので頑張りどころっス。
続いてのお便りっス! これは20代男性からっスね。「お付き合いしたい相手がいますが、セックスしたい欲求も大きくて、それが目的で付き合っていいのか悩んでいます」ふむふむ…そしてこちらのお手紙は「恋人と半年の関係になりますが、会うたびいつセックスするかという話ばかりで、なんだかセフレと変わらない関係に思えてしまっています」20代女性のお悩みっス。セックスとお付き合いの両立、あるいはそのバランスについては他にもたくさん同様のお悩み相談が届いているっスよ。
セックスは愛情表現のひとつでありコミュニケーション手段のひとつでもあるんスけど、そこへあまりにも明確に性感という要素が付きまとうので後ろめたさや不公平感を感じてしまうケースは多々あるっス。
ただ、ハッキリ言えば、セックスするのに片付けておきたい不安要素(セックスする理由の不一致、妊娠への不安と対策、痛みや苦痛など体質的な問題等)さえお互いクリアできているなら、相手が不快なく応じてくれる限りはセックスはやりたいだけやればいい事っス。
気持ち良いからセックスしたいという一見自分の欲望だけの行動も、それが「あなたと楽しみたい・あなただからセックスしたい」という動機があればお付き合いしてセックスする理由として何もおかしくはないっス。
その一方、セックスの頻度の好みも人それぞれ明確に差があって、これ以上は多すぎるという限度も当然あるっスから、あまりにもお互いが求める頻度に差があり過ぎるなら別れて新しいパートナーを探すというのもまったくおかしな話ではないっス。
あなたがセックスをそれなりに求めている限り、セックスの適度な充実はクオリティオブライフに直結する部分もあるっスからね。
さあ、お悩み相談はまだまだあるッスよ。「風俗でのセックスは童貞卒業になるでしょうか?」10代男性のメールっスね。さらにこちらは「付き合い始めてから彼氏が童貞だと知りました。経験のない彼氏とセックスするのが不安です」20代女性のご相談っス。セックスと童貞問題はいつまで経っても切るに切れない話題っスね。男性自身の悩みだけでなく、パートナー側の不安や捉え方も注目されてきてるっス。
風俗での経験っスけど、実際のところ風俗でやっている事は、セックスで行われる一連の行為を交渉や相談なしに一通り体験できるサービスっスから、性器を挿入して射精まで至るという体験こそセックスと同等ではあるもののコミュニケーションとしての経験値はほぼ得られないというのが現実っス。
風俗嬢は決して「今日は私こういうセックスがしたくて、逆にこういうプレイはしたくないんだよね」なんて注文はしてこなくて(女性向け風俗でも一緒)、でも現実のセックスではお互いのしたい事したくない事を話し合ってお互いのためのセックスをするのが当たり前になるっスからね。
一応、風俗でとりあえず挿入経験だけはあるぞという事実が、セックス本番であなたに少しばかりの落ち着きをもたらす効果はあるかも知れないっス。
また、付き合っている彼氏が童貞という状況については、童貞である事を恥じないで、セックスをどうすればいいのかお互いに歩み寄って話し合えば良いだけっス。
確かに童貞の男性はいきなり上手なセックスはできないっスけど、カッコつけなくていいという前提共有さえすれば、余計な自信を持っていない分、ちゃんと向き合ってくれる可能性も高いっス。上手いセックスを期待するんじゃなくて、寄り添ってくれるセックスを求めると良いっス。
さて、今夜はこれが最後のお悩み相談っス。「お付き合いしたらセックスするのは当たり前なのでしょうか? パートナーの事は好きですが、セックスしたい気持ちになれません」10代女性からのメールっス。
こちらも10代男性のメールで「セックスしたいと思わないのですが、彼女は僕から誘われたいみたいです。嫌われないためにはどうしてもセックスしなきゃならないでしょうか?」というお悩みっス。そもそもセックスは必要かという観点も、ここ数年触れられ始めている話題っスね。
この問題については、まさにあなたと相手の間でしか答えがでない話になるっス。そして話し合ってどんな結論になったとしてもあなたとパートナーのふたりにとってはそれが正しい結論だと言えるっス。
毎日のようにセックスする関係も、数か月に1回セックスする関係も、そもそもセックスを話題にすら出さない関係も「自分たちの間では、それがいいって話になってる」でOKっス。そもそも、他人のセックス事情なんてお付き合いには一切関係ないっスからね。
それにセックスを求める気持ちも本当に人それぞれ、セックスしまくりたいのもまったくセックスする気が湧かないのもみんな個性っス。よくパートナーと話し合って欲しいっスね。
というわけで、今夜のミッドナイト・オトナ相談室、いかがだったっスか? もしあなたが抱えているお悩みのヒントになるものがあったなら、ぜひ活かしてもらえると嬉しいっス。それではまた次回の番組でお会いしましょう! ミッドナイト・オトナ相談室、パーソナリティは御萬恋次郎でした。それではっス!
みなさんコンニチワ! 御萬恋次郎っス。
今回は「御萬恋次郎のオナホ青春記」の第2回をお届けするっス。前回から引き続き秋葉原で起こったオナホ界隈の出来事、そしてカップオナホの遍歴にも触れていこうと思うっス。それではさっそくレッツゴーっス!
前回は2000年当時のオナホ界隈の様子として、ボクが秋葉原に通っていた頃のお話をさせてもらったっス。路地裏にひっそり佇む怪しい雰囲気のオナホショップへ通い、そんなに多くはない商品の選択肢からどちらを選ぶか悩んでいる日々だったんスけど、そんな秋葉原に2001年、今も秋葉原駅のすぐ近くに堂々と構える大型アダルトグッズショップが開店したっス。
それまで通っていたオナホショップみたいな薄暗い雰囲気とは無縁の、明るく綺麗で清潔感ある店内に、ずらりとオナホが並ぶ圧倒的ラインナップ! 当時はオナホの商品情報はそれほどメジャーな扱いではなく、オナホレビューを掲げるサイトも無かったっスから、初めてそのアダルトグッズショップに入店した時はボクの知らないオナホがこんなにもあったなんて! と感動したっスね。
おそらくっスけど、当時流通していたオナホのほとんどが店頭購入できたんじゃないかと思うっス。取り扱われている商品はオナホだけに限らないものの、何せ地上地下合わせてビルぶち抜きでアダルトグッズを売っている店っスから…僕もオナホを買うだけでなくただその物量を見たいだけで遊びに行った事が何度もあるっス。
余談っスけどアダルトグッズショップに女性のお客やカップルがフツーに居るという状況も、そのお店ができて以降の光景と思うっス。
そうして大型アダルトグッズショップの登場でオナホショップに対する印象が一新されるというビッグな出来事があった一方、オナホそのものの実情は現状維持に近い状況が続いていたっス。2001年時点では、前回ご紹介したようにまだまだ内部構造も簡素な造りのものが多くて、そんな中にいわゆるカップオナホ―ルという物も存在していたっス。
カップオナホというジャンルは、プラスチック系の比較的硬めの容器に何らかの内部構造を詰め込んだタイプのオナホを指しているっス。今やカップ型オナホに分類されるオナホは多数あるっスけど、2000年当時のカップオナホと言えば「コーヒーカップ同様の紙コップに、厚いスポンジを筒状に詰め込んで、中心の空洞にはまるで手袋の指みたいに成形されたオナホ内部構造が差し込まれている」というとても低コストな造りのカップオナホが主流だったっス。
一応、紙コップではなくプラスチックの筒を使っていて外見だけは現在のカップ形オナホに近いというものもあったっスけど、内部構造がスポンジと薄いシリコンゴムの組み合わせという点では大差ない状況だったっス。分解してみると、オナホらしい柔らかなゴム素材は内部構造を作っている袋状の部分だけ、そんな構造っスから当然価格はとっても安く、数百円から1,000円前後と大変リーズナブルだったっス。
そんな商品っスから、お察しの通り気持ち良さや満足度もまったく価格相応という感じで…もちろん、これが気持ち良いという人もいたと思うんスけど、ボクの正直な感想としては小さめのオナホにちんちんを半分だけ突っ込んでいるという使用感だったっス。当時の比較的簡素なハンドホールと比べても明らかに廉価版という印象は拭えず、素手で手コキするよりは気持ち良いけれど、使い捨てだしなァ…という感じだったっス。
カップオナホにおいてはそんな状況が数年続いていたんスけど、2005年に突如としてあのTENGAが発売されたっス。内部構造がスポンジの弾力ぐらいしかなかったそれまでのカップオナホに対してTENGAのインパクトといったらそれはもう半端なかったっス。実際の使用感の良し悪しは皆さんの実感にお任せするっスけど、とにかくいきなり現れたまったく新しい5種類の使用感、そしてそもそも紙コップでは不可能だったちんちんの根元まで挿入できる十分な全長。
ああ、カップオナホは変わった…と僕も実感せざるを得なかったっスね。また、TENGAのインパクトはそれそのものの商品力に留まらず、オナニーという行為に付きまとう後ろめたさや不潔というイメージを取り払ったという偉大な変化を世の中にもたらしたっス。もちろんいきなり世間の評判が逆転したわけではないっスけど、いまや芸人や有名人もTENGAの名前を気にせず口にしていて、オナホにディープではない一般層においては「オナホといえばTENGA」という印象すら広まった感もあるぐらいっス。
これ以降、各メーカーもTENGAに続けと様々なカップオナホを商品展開し、TENGA自体も更なるバリエーション展開を見せて、オナホ界隈にカップオナホの新風が吹き荒れたっス。そうしてカップオナホは「安くてそこそこの快感」から「安いのにすごく気持ち良い物もいろいろある」というジャンルへ進化していったっス。ちなみにボクは後年発売されたGENMUというカップオナホシリーズが好きで、比較的柔らかな使用感が良くて楽しんでいたっス。
ところで、みなさんの中にもカップオナホと聞くと片栗粉やスポンジを使った自作オナホ、あるいはカップ麺へちんちんを突っ込むオナニー方法などを連想する人がいるんじゃないかと思うっス。
いかに安いコストで商品レベルのオナホに近い使用感を得るか…紙コップにスポンジというカップオナホの原型はある意味DIY的構造っスから、TENGAに出会って以降カップ型でも工夫すればかなり気持ち良いオナホを作れるんだという観点に気付いたボクは、カップオナホでいちばんの不満点だった「カップ形状がちんちんの太さに合わなくて楽しめない」という部分を何とかできないか試した時期があったっス。
カップオナホは基本的に外側の筒が変形しない(膨らまない)っスから、ちんちんを入れると、内部構造を構成している素材や空気は外側の筒と挿入されたちんちんに挟まれる形で、その隙間の中で何とか変形・圧縮しようとして、これがちんちんを押し返したり締め付ける感触を生み出しているんスけども、一方でその隙間が狭すぎるとただキツい感触しか感じられなかったり、下手すると挿入すら困難という場合も起き得たっス。
これはカップオナホでは避けられない問題点で、せっかく内部構造が気持ち良さそうなのに外側の形状が自分に合わなくて楽しめないというのがどうしても納得できなくて、内部構造だけ取り外してもう少し太い筒に取り付けてみたり、逆に刺激が物足りないカップオナホはより細い容器へ詰め替えてみたりしたっス。
シンプルな円筒形状の筒とくびれのある筒でも使用感が変わったりして、試行錯誤が快感の上昇に繋がると本当に楽しかったっスね! まあ、結果的には、カップオナホの内部構造ではなく普通のハンドタイプオナホを筒に詰める事でさらに強い快感とバリエーションを楽しめるとわかってボクのカップオナホDIYは終わったっス。
前述したMUGENなど、買ってきたそのままで十分満足できるカップオナホが増えたのも大きな理由っスね。ちなみにハンドホールを詰めるのにちょうど良いサイズで入手も簡単というオススメアイテムは、筒状のポテトチップス容器っス。24時間コンビニでゲット可能なオナサポグッズっス。
現在もカップオナホはTENGAだけでなく複数のメーカーから発売中っス。まだカップオナホを使った事がない人も、一部のカップオナホであまり気持ち良さを感じられなかったという人も、メーカーやシリーズ品の枠を越えていくつかのバリエーションを試してみれば意外な出会いが待っているかも知れないっスよ。
さて、こうしてTENGA発売からカップオナホ全盛期が続くかと思われた2007年、今度はハンドホール界隈に「無次元加工」と呼ばれるまったく新しい内部構造を引っ提げて衝撃のオナホが登場したりするんスけど…この続きは次回のオナホ青春記で語らせて頂こうと思うっス。次回もこうご期待っス!
こんにちは! おっぱい造形付きのトルソー型オナホを使っている最中はオナホの乳首を愛撫することでオナホが感じて勝手に締まる妄想をすると妙に興奮する男こと御萬恋次郎っス。
こちらも新コーナーとして始まりました「ハピエロ☆ライフスター(仮)」では、より良いオナニーを楽しむためのライフスタイルやお役立ち情報を提案していくっス。
気持ち良いオナニーは健康な体と健やかな心でこそ最大限楽しめるものっスから、体調管理やオナニーする環境を整えるというのは意外と疎かにしちゃダメなポイントっス。
そして今回は、フィジカル面でのトピックをご紹介するっス。
なんであれ健康であることに越した事はないっスけど、オナニーで得られるはずの性感をちゃんと楽しめるようにするためには、やっぱり不健康のままではよろしくないっス。
まず、絶対に解消したいのが血行不良っス。
運動不足でとりあえず起きて活動しているだけの体の状態と、血行改善を意識して体を動かした後の体の状態では、性的快感の強さも質も明らかに違ってくるっスから、自分の体がどれぐらい活発な状態になっているのかはオナニーしたいと思ったら必ず意識して欲しいっスね。
血行を促す方法にもいくつかあるっスけど、いきなり激しい運動なんかする必要はないっス。
基本的には体の固さやコリを軽い運動で解消・軽減したり、風呂に入ることで血行を促進して心身のリラックスを実現したりするのがお手軽な方法になるっス。
血行が良くなれば勃起も勃起維持にもメリットになるっスから、ソープランドなんかで最初に入浴するのは結構理に適っていると言えるっスね。
次に、寝不足もオナニーの気持ち良さを低下させるっス。
これはどちらかと言えば、体の状態というよりはオナニーに専念できる意識の状態を整えるために必要という話っス。
眠気があったら必ずしも駄目という事ではないんスけど、眠くて頭がぼんやりしているような状態だと、特に新しいアダルトグッズやオナニーの方法を試す際など新しい発見と気持ち良さを見逃してしまう原因になるっス。
眠気で意識が曖昧なままじゃせっかくの楽しい時間も漫然と過ぎ去ってしまうのでもったいないっスね。その意味ではオナニーに限らずセックスも眠い状態でやるよりは眠気を発散できている状態、つまり夜寝る前よりも日中、あるいはいっそ朝起きて目がパッチリ覚めたぐらいでやるというのをお勧めしたいっスね。
オナニーで精液がたくさん出るのはシンプルに気持ち良いものっスけど、実際には毎回安定しないっスし溜めるほど量が増える訳でもないのが精液っス。
でも、いわゆる精力増強グッズやサプリではなくシンプルに射精量を増やしたいという欲求に効くものがあって、それがここで紹介する「ビール酵母」と呼ばれるものっス。
ビール酵母を主体としたサプリや補助食品はすでにいくつかの商品が各社から発売されているっス。
ビール酵母そのものは、本来は食物繊維由来の整腸作用や含まれている多様な栄養素が注目されていて、精力増強サプリみたいな効能で売られている訳ではないんスけど、きちんと服用するとなぜか精液の量がドバドバに増えるという体験談が一部のオナニストから広まっているっス。
なぜ精液が増えるのかについては今のところ個々人の見解が流布しているに過ぎないっスし、服用してみたものの効果を実感できなかったという声が挙がっているのも事実なんスけど、一方では明らかに精液が増えたという声も多数あるという状況っス。
ちなみに僕が摂取していた期間に実感できたのは、①精液の量は少し増えたように見えた②透明度が下がり明らかに白く濁った精液へ変化した、という感じっスね。
①については結局毎回の射精量そのものが違うので、ビール酵母を摂取していても少ない日もあったっス。
一方で②については念のため黒色の板に射精してみたりした結果として実感できた変化っスね。僕の場合、元々の精液は全体的に薄い白濁色で、ところどころに薄黄色した繊維状の濃い部分が混ざっている感じっスけど、摂取中の精液では全体の透明度が下がって白濁している部分が明るく白っぽく見えるという変化が起きていたっス。
ついでに言えば、味の変化は特に感じられなかったっス。
オナニーの体勢については、各々の好みとは別に「脚ピンオナニーをやりすぎると他の体勢でイけなくなる」とか「床オナしすぎるとセックスでイけなくなる」といった体勢そのものの禁忌もあるっスけど、今回触れておきたいのは特定のポーズを取ることで快感が強くなるものがあるという点っス。
まず、例えば乳首が性感帯の方なら、オナニーの序盤に前戯的な意味で乳首を触ってみたり、あるいはオナニー中のメインディッシュの一部としてどんどん乳首を刺激する場合もあるかと思うんスけど、その時あなたの大胸筋がどうなっているかが凄く重要になるんスね。
というのも、乳首を刺激される時は大きく胸を張ると乳首の感度が上がるからっス。正直に言うとなぜそういう効果が得られるのかまだ僕は知らないんスけど、胸を閉じるポーズと胸を開くポーズで乳首の感じ方が変化するという実体験談だけは何人ものオナニストに確認が取れているっス。
他には、アナルにアダルトグッズを挿れて楽しむ場合も、四つん這い・正座・膝立ちで前屈み・仰向けで寝る…このそれぞれでお腹の奥で起こる快感の大きさや質が明らかに変化するっスね。
これも、単純に直腸内でのアダルトグッズの当たり方が変化しているというだけでなく、体勢によって内臓の位置や特定の部位への圧迫が変化して快感につながっていると考えられるっス。
前立腺開発グッズとして有名なアネロスなんかも、説明書通りに使っているうちはなにも感じられなかったのに、挿れたままの状態でたまたま正座した・ふと立ちあがろうとした・特定の艶めかしいポーズを取ってみた等の体勢の変化で、途端にアネロスと前立腺由来の快感のきっかけを掴めたなんて体験談もあるっス。
オナニーを惰性でやるようになると、つい自分にとって楽な体勢ばかりでフィニッシュするようになってしまいがちっスけど、もしかしたらその楽なポーズがあなたに限ってはオナニーの快感を低下させている可能性もないとは言えないっス。
オナホを使う場合も、椅子に座って使う・立って使う・四股を踏むポーズで使う・仰け反りながら使う等、いろいろ試してみて欲しいっス。
あなたがオナニーしているその部屋の温度がオナニーの気持ち良さに影響している可能性を考えた事はあるっスか?
人それぞれ、快適だと感じる適温にも好みがあるっスけど、例えばオナニーやセックスにおいては「寒さを感じる温度では快感が低下する」という現象があるっス。
前述したように良好な血行が妨げられると感じられる快感そのものが低下しちゃいますし、鳥肌が立つなどして皮膚の感覚が鈍くなる面もあるので、少なくとも肌寒さを感じない室温に保つのをお勧めするっス。(ただ、敢えて寒い状態にして、触れ合う肌のぬくもりや結合部の熱さで快感をブーストするというプレイもあるので、スパイス的にたまに遊んでみるのは悪くないかもっス)
寒さが駄目なら当然、暑すぎるのも性感の邪魔をしてくるっス。
暑さが感度を下げるというのはあまり起きないっスけど、そもそも暑い時の不快感は説明するまでもなくご存じと思うっスから省略するっス。
夏ならエアコンは使いつつあまり冷房を効かせ過ぎない事、冬ならしっかり暖房かけて肌寒さを感じないようにする事。あとはお好みの室温で楽しんで欲しいっス。
という訳で「ハピエロ☆ライフスター」今回はここまでとさせて頂くっス。
ちょっと健康面ばかり推してしまったっスけど、そもそも日々適量の運動をしておく事は特にセックスにおいて中折れや体力不足による中断を回避するためにも効果があるっスから、ぜひ皆さんも人並みの健康を維持できるよう頑張って欲しいっス。
次回はメンタルの話になる予定っス。お楽しみにっス!
こんにちは! 今回は性に関する様々な情報をランキング形式でお伝えする「性関なんでもランキング」をお伝えするっス。ネットや人々の噂の域を出ないちょっとアヤシイ性に関する話とその有用性について、やってもいい事・やってはいけない事・ちょっとしたノウハウなどをランキング形式で紹介していくっス。
「そんなアホな」と思うような行動が意外なところであなたの不利になっている場合もあるっスから、聴き慣れないネタでもぜひ読んで欲しいっス。
さあ、記念すべき第1回のランキングは【女性と会う時、これだけはやってはいけない行動ランキング】っス!
読者の皆さんはとっくにご存じの事と思うっスけど、オナホは個体差はあれかなり強いゴム臭・油臭がするものっス。普段からそれが気になってる人ならオナホを洗ったあとに手を洗い直したりしてるかもしれないっスけど、この匂いは石鹸やボディソープを使って洗い落とさないと消えなくて、ただ水洗いするだけだと全然消えてくれないっス。
僕はこの匂いについて、ある時遊ぼうと集まった友達から「なんかお前、手が臭くね?」と指摘されて気付いたんスけど、確かにその日は遊びに行く直前にムラムラしてオナホを使って、洗ったオナホを素手で片付けたまま慌てて出掛けた時の事だったっス。
その時は「掃除するのにゴム手袋使ってさ~」なんて話で何とか誤魔化したんスけど、男友達でも気付くほどの匂いで、しかもゴム臭・油臭という決して良い匂いとは言えないものが手に纏わり付いているとしたら、それを会っている女性に気付かれたなら…もうそこから慌てて手を洗っても挽回は不可能、時すでに遅しっス。女性は匂いに敏感ですし、例えその場では指摘されなくても必ずマイナスポイントとして記憶されるっスからね…。
どうしても女性と会う前にオナニーしたくなる場合はあるかも知れないっスけど、オナホを使ったなら最後に必ず石鹸やボディソープを使って手をしっかり洗うこと、自分でもその手を直接嗅いで匂いチェックすること。これを忘れずにやって欲しいっス。
あなたが女性と会う時、その相手とのセックスがあるかどうかは、それまでに重ねてきた交渉の成果っスけど、当日せっかくセックスできそうだったはずなのにもしセックスできなくなったら、そりゃあもう悲しいっスよね。
となると当然皆さんも前日にわざわざオナニーしてセックスでの精力を減らすような行動はしないはずっス。ところが! もし女性と会うその前日に、使いたくて仕方なかったオナホが郵送で届いたとしたら、あるいは出掛けた先でたまたま良さそうなオナホを見つけて購入したなら、あなたは翌日までそのオナホを使わずに我慢できるっスか? …できる? ……本当に我慢できるっスか~?
実は、ここで注目して欲しいのは、我慢できるかどうかという根性論ではないんス。そもそも「セックスの約束の直前にわざわざ自分が誘惑されるような状況を作っているのがマズイ」って話っス。前日に店頭購入する例はもちろんのこと、今どきオナホを通販したら2~3日あれば皆さんのお手元に届く便利な時代っス。
それに対して、たった数日後のセックスの予定を取り付けられるなんてのは、とんでもないラッキーか、普段からだいぶ遊んでる人にだけ可能なスケジューリングっス。つまり、あなたがネットであれ直接であれ気になるオナホを見つけた瞬間、もしあなたに次のセックスの約束があったとするなら、その約束の日よりも後にオナホをゲットするよう調整できるはずだってことっス。
そうすれば、女性と会う当日にオナホで精気を抜かれているなんて状況や、オナホを使いたくて悶々として女性と会っている最中も上の空、なんて状況も回避できるっス。
おいしいご馳走を食べに行く直前にわざわざ別の食事を取ったりはしないっスよね? 要はそういう事っス。
これは性別に関係なくそういう人がいると判明していることなんスけど、オナニーして満足してから、男性の場合は射精した精液やローションをティッシュで拭き取り、女性の場合は分泌液や潤滑剤をティッシュで拭き取り、そしてその後シャワー等で洗い流さないという人がいるっス。
まあ、オナニー直後の賢者タイムは女性が実感しているケースもあるらしいっスし、一眠りして起きればどうせシャワー浴びるからその時に洗えばいいや的な考えもあるっスから、オナニー直後に性器や性器周辺を洗わないのを非難するつもりはないっス。
ただ、実際に生じている問題として「千切れたティッシュの切れ端が性器に付着したまま乾いている」という状況があなたへ何らかの不幸を呼び寄せる可能性があるという点をどうか知って欲しいっス。
精液や分泌液の水分を吸収して性器の粘膜部に張り付いたティッシュは、すぐ取り除けばなんにも問題ないっスけど、一方これがカピカピに乾いてから剝がそうとするとティッシュが粘膜に強力に張り付いているので、まず間違いなく「痛ってええええ!」と情けない声を出さずにはいられないぐらい鋭い痛みを体験するハメになるっス。
これについてはシャワー等でしっかり濡らしてゆっくり剥がせばダメージ回避できるっスから、もし洗うの忘れててカピカピのティッシュが性器に張り付いていた時は、焦って剥がしたりせず対処して欲しいっス。
そしてまた、性器にティッシュの切れ端がくっついてるのを他人から目視されるのは、とてもとても恥ずかしいことっス。皆さんもすでにおわかりだと思うっスけど、それってつまりティッシュが恥ずかしいだけじゃなくて「性器を洗わないでこのセックスに臨んでいるのがバレた」って事っスからね…下手するとそのままセックス中止にも陥りかねないっス。
あなたがひとりでオナニーしてるだけのタイミングなら自由にしていいかもっス。でも、女性と会うタイミングで自分のチンコにティッシュの切れ端が付いてたら…なんて余計な不安を抱えずに会うためにも、オナニー後はチンコを洗うところまでルーティーンにしておくと良いかも知れないっスね。
セックスでダメな男性がやりがちなミスだなんて言われてきたっスけど、実のところ女性も意外と潤滑ゼリーとローションの違いを知らずに損してるのが、この潤滑剤問題っス。
本当に残念な事っスけど、「女性の膣から分泌される分泌液さえ十分なら済む話」なんてまったく個人の都合を考慮してない自分勝手な考えがあったり、「ヌルヌルした液体でさえあれば潤滑剤になるんでしょ」とボディソープやリンスを使った(そして性器が激痛に見舞われた)なんて酷い話もあるぐらい、結合部の潤滑について正しい知識とその重要性はまだまだ理解が広まっていないんス。
君滑剤としてどんな商品を選ぶか、どういう場面で使えばいいのか、今は使わなくていいという判断基準等、実際のセックスにおいては個々で相談して決める部分もあるっスけど、最低限これだけ覚えておけば間違いないという要素をまとめると ①“潤滑ゼリー”と明記されている物を使う ②製造メーカーやフレーバーの種類によってあなたの体質に合う・合わないの差がある ③ケチらずに使う、となるっス。
まず①については、商品パッケージを一通り確認する事っス。商品名に潤滑ゼリーという単語が含まれていなくても、成分表示などの欄には書いてあるっス。「潤滑剤」とか「滑らかな滑り」みたいなそれっぽい言葉じゃなくて「潤滑ゼリー」と明記されているのを見つける事っスね。
次に②については、入手しやすい物から順に試してみるのをお勧めするっス。ドラッグストアに行けばコンドームと同じコーナーに潤滑ゼリーも置いてくれてるので(潤滑ゼリーではない普通のローションも並んでいるので注意!)、まずはそこから着手するのがいいと思うっス。もしそれで違和感やヒリつく感じがあったなら、次にアダルトグッズメーカーの販売しているオリジナル潤滑ゼリーを試してみると良いっス。
そして③については、潤滑ゼリーを消耗品として使うという事っス。というのも、潤滑ゼリーを塗って合体すると、潤滑ゼリーが徐々に流れ出て薄くなってきても「意外とヌルヌルした感触が残っているように感じられちゃう」ので、翌日になって痛みに気付くというケースがあるからなんスね。特に激しく抜き差しするようなセックスだったら、10分に1回は少量の潤滑ゼリーを塗り足すぐらいが良い感じっス。 オナホ用のローションは文字通りオナホにだけ使うか、自己責任で自分の身体にだけ使うようにして欲しいっスね。
これはアダルトグッズの性能の良し悪しとかじゃなくて、女性から「自分の事をどれだけ大切に考えてくれているのか」を値踏みされる危険ポイントとして紹介したいっス。
アダルトグッズで気持ち良くなれるのはある意味その通りっスし、機会があればアダルトグッズを使ってみたいという女性がそれなりに存在するのも事実なんスけど、そのタイミングがあなたと会う時だと思っている可能性はまずゼロだと思わなければならないっス。
なぜなら女性はほとんどの場合「他人が勝手に用意してきたアダルトグッズには決して好意を持たない」んス。膣という自分の体内に入れる異物について慎重になるのは当たり前っスし、それはあなただけを信用していないのではなく「自分の納得できる入手手段以外のすべてを信用しない」だけっス。
つまり、予定になかったアダルトグッズをいきなり提案するというのは、シンプルに無礼だって事を忘れてはいけないんス。
とはいえ、逆に考えれば、事前にアダルトグッズを使いたいかどうか相手へ確かめて、何を使うかもふたりで選んでおけばいいだけの話でもあるっス。せっかくの女性と会える機会をあなただけのオナニーにしてしまわないよう頑張って欲しいっス。
【女性と会う時、これだけはやってはいけない行動ランキング】いかがだったっスか? 恋愛支援情報サイトとか見れば、どうやってカッコつけるかとか、いかにモテ要素を身に付けるかとか山ほど書かれてるっスけど、今回紹介したようなところから関係性構築に失敗する場合もあるので、自己都合だけで行動しないよういろんな事に気を付けて欲しいと思うっス。それでは今回はここまで! また次回をお楽しみにっス!
やあやあ! 今夜も悩めるオトナ達の想いに御萬恋次郎が寄り添う深夜番組「ミッドナイト・オトナ相談室」の時間がやってきたっス。メールもお手紙も募集していないはずのこの番組へ、どこかのラブホから、どこかの風俗から、あるいはあなたのお部屋から直接届く、オトナ達の性の悩み。聴いているアナタにも実は共通するかもしれない切実な性の悩み。そんな問いかけへ解決の糸口になるかもしれない僕なりの提案をお答えしていくっス。そして第1回目となる今回のテーマは「オナニーに関するお話」っス。
さあ、まずはこちらのお便りから。「僕は毎日2回以上オナニーしないと気が済みません。でも、終わったあとはいつもオナニーしていた時間がもったいなく感じてしまいます」30代男性のお悩みっスね。で、こちらは「わたしは友達よりも明らかにオナニーの頻度が多いようです。全然オナニーしないと言う友達もいるのに、わたしの体はどこかおかしいのでしょうか?」20代女性からのメールっス。どちらもオナニーの頻度が多すぎて悩んでいるというお話で、今日はちょうど同様のお悩みがたくさん届いているっスね。
これについて僕がまず言いたいのは「オナニーという個人の楽しみについて、その頻度が他人と比べて多くても全然悪くない」という点っス。ネットを見ると「一般的なオナニーの頻度がどれぐらいか」という調査や数字がいろいろ転がっていて、その数字と比べて自分の頻度が多ければなるほど心配になる気持ちはとてもよくわかるっス。オナニーの頻度が多い状態を肯定する話もなかなか見つからないっスからね。でも、実はあなたがオナニーをどれぐらい楽しみたいかっていう欲求は、そもそも他人と比べる必要なんてないんスよね。それは例えば、年に何回映画を観るかと同じぐらい皆それぞれ好きに楽しめばいい話なんスから。なんだったら頻度が多い人は「自分は他の人よりもオナニーの楽しみをたくさん味わっているぞ!」ぐらいにポジティブな考えを持っていたっていいっス。ましてオナニーはプライベートプレイの極みっスから、あなたが自由に決めていいんス。
でも、その一方で、オナニーに掛けている時間が長すぎて、どう考えても日常生活への支障が出ているというなら、さすがにちょっと考え直すべきっス。別のお便りには「オナニー前のおかず探しに毎日のように2~3時間ぐらい割いてしまっている」という人もいるっスけど、こういう場合はまず習慣化してしまっている感覚・感情から直していく必要があるっス。オナニーなんて、やめられるならとっくにやめているのに…というのはある意味依存症にも似た感覚っスから、なぜ止められないのか・なぜ減らせないのか、できなかった事だけを考えるんじゃなくて、他にやってみたい別の欲望を見つけて強制的にそれをやるといった形で、行動で感情を抑えるのが比較的簡単でお勧めっス。
ちなみに、恋次郎は20代の頃、惰性で毎日複数回オナニーしている自分をどうにかして変えたくなって、オナニーしたい欲求を感じたらできるかぎりすぐに近所をちょっとランニングするっていう対策を試したっス。この強制ランニング、正直に言うと2か月未満しか続かなかったんスけど、その代わりに「ふとオナニーしたくなったら、何でもいいから別の行動をする」という行動が少し身について、結果として「とりあえずオナニーの回数だけは確実に減ったなあ」という自己肯定感が生まれたっス。ついでに、オナニーそのものもやるときは真剣にやるようになった変化もあって、オナニーしない日も増えていったっス。あれは小さいながらも成功体験だったと自負してるっス。オナニーしたくなったらすぐ別の何かを始める…ぜひ一度試してみて欲しいっス。
さて、では次のお便りにいくっス! え~と「アダルトグッズをいろいろ試しているのですが、くすぐったいような感覚があるだけで、気持ちいいのか自分ではよくわかりません」女性のお悩みっス。そしてこっちは「どのオナホを買っても物足りず満足できません。いちばん刺激の強いオナホを知りたいです」男性のお便りっスね。この他にも同様に、アダルトグッズの良さがイマイチよくわからない、というお悩みがたくさん届いているっス。
アダルトグッズといえば、生身のセックスじゃ感じられないようなスゴい刺激を楽しめるみたいなイメージもあるでしょうし、確かに電動系のグッズだったらものスゴい刺激を発する物もあるにはあるっス。でも、肝心なのはその刺激を気持ちいいと感じられるかどうかは人それぞれ違うってことっスよ。例えばボクなんかオナホ大好きっスけど、ネットの評判やインフルエンサーが上げていた批評と同じようには感じられないオナホなんていくらでもあって、期待していたのにあまり気持ち良くなかったなんて、むしろ当たり前ぐらいの感覚っスね。まあ、激辛料理を食べてどれぐらい辛さに満足できるかは人それぞれ違うのと同じような話っス。それから、くすぐったいような感覚だけで気持ち良さがよくわからないというのも、アダルトグッズを使い始めたばかりだったりそもそも性感を楽しむ行為自体にまだ慣れていないうちはよくある事で、しかも「相手に使ってもらった時に初めて気持ち良さを感じた」という人もいれば「使われた時はわからなかったけど、自分で使った時に気持ち良さの片鱗が感じられた」という人もいて、アダルトグッズを使うシチュエーションや相手次第で最初の気付きに出会えるかどうかが違ってくる、なんて事実もあるっス。他にも、アダルトグッズの凄そうなイメージに期待し過ぎて、それなりの気持ち良さが発生しているにも関わらず無意識にマイナス評価しちゃってるなんて場合も考えられるっスね。
SNSなんかではアダルトグッズのレビュー記事もたくさん流れていて、一部のレビューは紹介しているアダルトグッズでこんなにも気持ち良くなっちゃった! 的な内容がかなり大げさに描かれているものもあるっス。もちろん、本当にその内容へ匹敵するぐらい気持ち良くなれた人も世間にはいるとは思うんスけど、その一方では「そこまで気持ち良くはなかった」という人もいて当然で、つまり肝心なのは、実際に使ってみてあなたが正直に感じられた気持ち良さのみが、あなたにとっての正解になるってことっス。なので、アダルトグッズをいろいろ試す時は、世間の評判は参考にしつつ、前回試したグッズとコンセプトが被らない物に手を出してみるのをお勧めしたいっスね。膣内に入れるグッズとしてディルドを試してイマイチだったら次はバイブや挿入部を持つ吸引バイブにしてみるとか、高刺激系のオナホがイマイチだったら一旦ゆるふわ系のオナホに切り替えてみるとか、そういう広い視野で探していけば、あなたにとっての当たりを見つけるまでの期間も短くできるはずっス。
さあ、次が今回ラストのお便りっス。「オナニーをもっと思いっきり楽しみたいのですが、実家暮らしで家族の部屋と隣同士のため、とにかく地味なオナニーしかできません」女性のお悩みっス。そして「アダルトグッズを買っても保管するちょうどいい場所がなくて困っています。遊びに来る友達にバレず、しかもグッズの油っぽい臭いが残らない場所ってどうすればいいでしょうか?」男性からのメールっスね。
まずはオナニーする環境の話っスけど、正直なところご実家で独立した部屋もないというのでは厳しいっス。現行しているオナニーがバレる原因としては「声」と「物音」があって、まあ声はみなさんなんとか我慢すれば済む一方、アダルトグッズ自体が発する駆動音についてはどうやっても音量を抑えるのは難しいものっス。一応、布団にくるまって使うことで音漏れを抑えるという方法はあるにせよ、それはもう窮屈な体勢での不完全燃焼なオナニーになる事も多いっスから……この問題については、家族が出掛けているタイミングを狙うか、たまにアダルトグッズ持参でラブホテルに行き思いっきり楽しむといった対処を提案するっス。ちなみにボクは友達とシェアハウスしてた事があって、その期間だけはラブホへオナニーしに行ってたっス。オナニーするのに数千円の出費は辛かったっスけど、その当時の性欲はそれでも抑えられなくて…まあ、同居人を僕の激しいオナニーで不快にさせないという意味では、あれも一応良い行いだったと今は思えるっス。
さて、あとはアダルトグッズの保管場所の問題っスね。ご存じの方もいらっしゃると思うんスけど、オナホや一部のアダルトグッズには製品特有の匂いがあって、それは洗って消せるものではないので、その匂いでバレないようにする対策が必要になるっス。基本的には容器等で密封して保管するのをお勧めしたくて、買ってきた時のパッケージではなく、ジップロックみたいに密封できる袋や食品用のプラ容器を利用してしっかり匂いを閉じ込めると良い感じっス。密封さえできていれば、保管場所に匂いが移る事もないっスからね。この場合の注意点は、密封する前にアダルトグッズを洗った際の水分をきちんと拭いて取り除く事、そして特にオナホールの場合は、グッズそのものから染み出る油分で溶けない物を選ぶ
事っス。きちんと保管する事でアダルトグッズの使用耐久期間を長くするのも期待できるので、ぜひメンテナンスには気を使って欲しいっスね。
さあさあ、今夜のミッドナイト・オトナ相談室、いかがだったっスか? リスナーの皆様にもきっと同じお悩みを抱えている人がいると思うっスから、ぜひ今回の内容を参考にして欲しいっス。それではまた次回の番組でお会いしましょう! ミッドナイト・オトナ相談室、パーソナリティは御萬恋次郎でした。それではっス!
みなさん、初めましてっス! ボクは御萬恋次郎っていうっス。
今回よりこのコラムコーナー内でラジオパーソナリティ的ポジションを担当しながら、みなさんにいろんな話題をお伝えしていくことになったっス。性に関する情報ランキングや今まで以上にエロを楽しむためのライフスタイルの提案などいろんな企画が控えているので、ぜひ楽しみに待っていて欲しいっス。…えっ、ボクがパンダなのかシロクマなのかわからない?
ボクはパンダでもシロクマでも雪だるまでもないっスよ! 名前のとおりアダルトな話題に目がないだけの不思議ないきものッスから…あ、ちなみに頭巾の中にいるのは友達のヨッピちゃんっス。ふたりあわせて、今後ともどうぞよろしくっス。
さて、めでたい第1回のテーマっスけど、今回は「御萬恋次郎のオナホ青春記」をお届けするっス。オナホオナニスト歴20年を超えようかという僕が、まだ若かった頃からリアルタイムに出会ってきたオナホ界隈の様子を、個人的目線で気楽にお話しさせてもらうっス。オナホ業界の史実と多少ズレている部分や視野の狭い部分もあるかなと思うんスけど、そのあたりはどうか穏やかな目線で見て頂ければ嬉しいっス。
さて、僕が初めてオナホというものの存在を知ったのは今から約20年以上も前、ちょうど西暦2000年頃まで遡るっス。当時はインターネット自体がまだあまり普及してない頃で、今から考えると信じがたいっスけどオナホに関する情報がネット上で簡単に閲覧できるような環境は全然存在していなかったっス。
なにしろスマホも無かったぐらいっスからね。もちろんオナホを通販しているメーカーも、アダルトグッズ専門店としてアピールしている販売ショップもまだないっスから、もし何らかの経緯でオナホというものを知った場合、オナホが欲しければ売っている店をどうにか見つけて直接買いに行くというのが唯一のゲット手段だったっス。
そういうお店はわざわざ広告を出している訳でもなかったっスから、僕がオナホの存在を知ったのも、たまたま秋葉原へエロ漫画を買いに出かけた時、路地裏に出されていた「アダルトグッズあります」と書かれた怪しげな看板を見つけたというのが偶然のきっかけだったっんスよね。
エロい情報には当時からアンテナが強く反応していた僕は、その怪しげな看板につられて薄暗い階段を上り、そこで初めてオナホと出会ったっス。お店の雰囲気は今のように見やすいポップが飾られていたり整った陳列で並んでいる訳じゃなくて、薄暗い店内、少し歪んだ古びた木製の棚に様々なアダルトグッズとあわせてオナホも無造作に並べられているような、なかなかにアングラな雰囲気が漂う感じだったっス。
そしてそのオナホも、パッケージに可愛いイラストが使われているなんて商品は一切なくて、多くのオナホが簡素で透明なパッケージにそのまま放り込まれているだけだったっス。一応、パッケージには商品名やジョークグッズである旨の注意書きといった最低限の情報は印刷されていたッスけど、内部構造の図解やその商品の特徴といった今なら当たり前に書かれている情報はどこにも記載されてはいなかったッス。
なので、自分好みのオナホをゲットするため、透明なパッケージのおかげで直接確認できるオナホの外観だけを頼りに、いろんなオナホを両手に持って見比べて懸命に選んでいたっスね。なにしろ自分の選択眼だけが頼りっスから。ちなみに、今のオナホはそのほとんどが不透明な素材で作られているッスけど、当時はスライムみたいな色付きのクリア素材で作られたオナホも結構多かったんスよね。
オナホは内部構造で選びたかった僕にとって、現物を見れば透けて中まで確認できたその傾向は意外と助かっていたっス。ただ、あまり長い時間悩んで物色していると、店番のおばちゃんに「アンタ、それ買うんかね、買わないんかね!」とドヤされていたのが時代を感じさせるッスね。結局、最初に行ったその店で慌てて買ったのが、確かTOKYO名器物語だったはずっス。調べてみると1990年代から販売されていたオナホらしく、その意味でも懐かしい商品名っスね。
改めて2000年当時のオナホを振り返ってみると、今のオナホの傾向と違う方向性が他にも見えてくるっス。例えばオナホ本体の大きさは、今どきの一般的なハンドホールが500mlペットボトルぐらいのサイズなのに対して、当時のオナホはもっと小さなお茶やコーヒー系の短いペットボトルぐらいのサイズが主流で明らかに一回り小さかったっス。
それに、内部構造も今みたいに凝ったものはまったくなくて、単純なねじ切りだけが造形されているオナホが全体の半数ぐらい、そして残りの半数がストレートな空洞の内部に粒やイボ状の突起が並んでいるという感じで、とはいえそれぐらいの造形でもむしろ複雑な類だったという感じっスね。
二重構造、無次元加工、素材自体の固さのバリエーション…もちろんそんな手の込んだ商品は皆無だったっス。このあたり、オナホの種類が多すぎて選ぶのに困る現在と比べると、実にシンプルなオナホばかりだったと言えるっス。ちなみに使い切りのローションが同封されているのも当時は珍しかったんスよ。当たり前じゃねーっス!
さて、現在ではオナホ製造元メーカーの名前が台頭してきて、TENGAをはじめいくつかのオナホメーカー名やショップ名が有名になっているケースもあるっスね。当時のパッケージをよく見れば、箱の裏のあたりに一応小さくメーカー名が書いてあったりしたんスけども、そもそもどこの会社が作っているのか気にしている人もいなかったっスし、それが確認できたところで「どこの会社?」という感じで、まあいい意味でアダルトグッズの怪しさに一役買っていたっス。いわゆるブランド買いみたいな、気に入ったメーカーのオナホは一通り試すという人もいる現在と比べると面白いっスね。
オナホの特徴に話を戻すと、当時のオナホには貫通式も多かったというのがあるっス。現在流通しているオナホだとハンドホールならほぼ100%近くが非貫通式という状況っスけど、そもそも非貫通式のオナホで十分な挿入深さを得たければ内部空洞の深さが必要になるっスから、オナホの全長がある程度長くないと実現できないわけっス。
その事実と当時のオナホは全体的に小さかったという傾向を掛け合わせれば、もしかしたら当時のメーカーはやむなく貫通式にせざるを得なかったのかも知れないっスね。
ちなみに、その頃に買ったオナホで、オナホ全体が握った手の形になっていてねじ切り穴が貫通しているタイプの小さなオナホがあって、それが僕にとっての初めての貫通式オナホだったんスが、亀頭が全部露出するぐらい思いっきり挿入させると引き抜く時にカリの裏側に手(指)の縁が引っ掛かってプルンプルンしごかれるのがメチャクチャ気持ち良かったのを憶えているっス。
風呂場でイスに座り背筋を伸ばして使っていたんスけど、あまりの気持ち良さになんか精液が目線より高く飛び上がったぐらいで…もちろん若さもあったかとは思うんスけど、一時期貫通式のオナホにハマるきっかけになった出来事っスね。
と、そんな当時のオナホ事情だったんスけど、僕は初めてのオナホとの出会いからいきなりオナホオナニーにどっぷりハマった訳ではなかったっス。というのも、昨今のオナホと比べてシンプルすぎる内部構造は高刺激を体験できるものではなく、正直なところバリエーションの少なさが短期間でラインナップに飽きてしまう原因にもなっていたっス。
そのうえ、徐々に増えてきた不透明素材のオナホは内部構造を透かして確かめる事もできず、まだパッケージに内部構造の図解や断面写真を掲載するのも主流ではなかったっスから、気持ち良く使えるかどうかが買う前にまったく推測できないというギャンブルっぽいところが嫌になってあまり買わなくなっていたんス。
この続きは次回のオナホ青春記で語らせて頂こうと思うっス。こうご期待っス!
――さてさて、まずは御萬恋次郎のオナホ青春記第1話、いかがだったでしょうか。僕もパーソナリティとしてまだまだ上手に語れない面もあるっスけど、どうぞごひいきにしてもらえたらありがたいっス。
それではまた来月お会いしましょうっス!