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【* フェアリーミニミニ *】

「グッズ」と「エッチ」と「ロマンス」と・・・KIYOのエッチ・ショート・ストーリー。
■第七回 * フェアリーミニミニ *

■■今回のあらすじ■■
帰省直前にグッズを購入する和行『帰ってくるまでおあずけ』されてしまう玲。
和行のいない部屋で劇団の後輩のまなみから衝撃の性の悩み相談!
まなみが帰り悶々としだした玲は『おあずけ』の約束をやぶり淫らな妄想で…

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■■STORY■■

「へー、初恋の彼女も披露宴来るんだ?そのコもう結婚してんの?」

とアホの亮

「してないみたいだけど…はっきりは分からないよ。付き合ってたわけじゃないし…」

とまんざらでもなさそうな和行。

「お〜い!玲!カズが初恋のコと再会するんだって!」

「…知ってる。」
不機嫌さが思いっきり顔にでてしまう

「…さすが玲…もうチェック済み?…」
恐る恐る話題を変えてる

「カズ泊まる場所どうすんの?お前勘当状態だろ。明日っから3日も戻るんだよな?」

「あー友達が泊めてくれるから、それは心配ない。」

芝居の稽古を終え、いつもの居酒屋で皆でビールを飲み気持ちよく盛り上がっている。
なのに私は内心気分が良くない!
和行は高校時代の友達の結婚式の披露宴に呼ばれてて明日から長野へ帰る。
それはいい。気に入らないのは和行の初恋の人も披露宴に出席すること!
しかも明日、明後日は私の公休日なのに3日間も長野に帰る…
東京と長野!日帰りできるのにーーー!
(あーなんか面白くない!トイレでも行ってこよう…)

トイレから出るとまなみちゃんがドアのそばで待っていた。

「あ、待たせちゃった?ゴメンね」

「あのっ!玲さん、明日お仕事お休みですよね?…それで…あの…玲さんに相談したいことがあって…その…外では話せない話なので…玲さんの所にお邪魔させてもらってもいいですか?」
控えめな性格の彼女にしてはめずらしく押しの強さみたいなものがあって、それが逆に深刻な悩みに感じられた。

「あ…うん、いいけど。というか和行いないから大歓迎。うちでよければ、ぜひ」

「本当ですか!良かった…」

「時間?どうする?」

「バイト終わるのが5時なので、それからになってしまいますけど」

「じゃ、そしたら駅に着いたらメールして?迎えに行くから」

「はい、そうします。なんだか急にごめんなさい…」

「あー全然平気!じゃ待ってるから!」

(外で話せないような話ってなんだろ?そうとうな悩みみたいだけど…まさか彼氏からDV受けてるとか!?)

翌日。部屋で慌しくも嬉しそうに支度をしている和行。

「萩原さーん。宅急便でーす!」
とドアの外から呼びかける声。

「あっ!そうかっ今日荷物頼んでたんだった!」
和行がドアを開け小包を受け取る

「何?」

「グッズぅ〜〜♪」
グッズといえば私たちの間では何かは決まりきっている

「はぁ!?なんで今日?しばらく使えないじゃん!……で中身何?」

「ふっふっふっ…俺が帰ってくるまでヒ・ミ・ツ。絶対開けるなよ〜」

「えっ見るのもダメなの?」

「そう!!おあずけした方が後で盛り上がるからな〜おっ!やばっもう時間だ。夕方から、まなみちゃん来るんだっけ?」

「うん、そう。」

「さて。ぼちぼち出るわ。夜戸締り気をつけろよ。」

「大丈夫だよ」

「まなみちゃんにイタズラすんなよ〜」

「…しません!!」
長野に帰れる嬉しさでテンションおかしくなってる。
久しぶりに高校時代の同級生達と会えるから無理もないけど…
そんなこんなで和行を見送ってまだ3時前。

(まなみちゃん来るまで2時間はある…半端に時間開いちゃったな。暇…)
TVを見ても面白いものはやってない…
『開けるな』と言われた荷物が気になってしかたない

(後で盛り上がるって言ってたけど…でも…ちょっとだけ…見るくらい)
どうしても気になってガムテープをはがし、開けてはいけないパンドラの箱を…
開けると出てきたのはフェアリーのイラストが描かれてる箱だった。

(!これはっ!噂に聞く電マ!?)
さらにパッケージから中身を取り出す。
細長いボディで先端の振動部は丸っこい。
ボディにもフェアリーのイラスト。

(なんかアダルト動画で見たことあるのより小さいような?あ、注意書き…高速の連続使用は10分程度を限度としてください…か…ふ〜ん)
ほとんど無意識に乾電池を入れスイッチを入れている。
肩に当ててみた。
音は小さい。

(あ〜〜〜なんか〜〜これ〜〜マッサージにもいいかも〜〜)振動で肩が揺れる。
これを局部に当てたら…と思うと変な気分になりそうになってくる

(ダメダメ!今からまなみちゃんが来るから!それどころじゃない!!)
携帯がメールを着信した。まなみちゃんからだ

(駅に着いたみたい。さて、迎えに行ってこよう。……あグッズ隠さなきゃ!)

「お邪魔します…」

「どうぞ!ボロい部屋ですけど〜」
悩みの深刻さからなのか緊張気味のまなみちゃんの気分をほぐす様に振舞ってるけど、なんだか私まで緊張してきてる。

「コーヒー・紅茶?ジュースもあるけど?」

「あ…ごめんなさい。…じゃ紅茶をお願いします。」
紅茶をテーブルに置きとりとめのない世間話からはじめる。徐々にまなみちゃんの
緊張もほぐれだしたきたかんじ…

「あの…それで、今日お邪魔したのは外のお店とかでは…とても話せそうもなくて…」

「うん、そういうのってあるよね…」

「その…彼との事なんですけど…」

「うん。」
(やっぱりDV!?)

「…あの…アナルセックスを試してみようって話になってて…」

「!えっ!?」
あまりの意外さに驚きを隠せない!

「それで、私…怖いんです…」

「そ、そうだよね。」

「ハマってしまいそうで!」
(!!そっちかい!!)
思わず出掛かった言葉を飲み込む。

「え〜と?アナルセックスをしてみたいのって…」
遠慮がちに聞いてみる

「私です…」
蚊の鳴くような声で色白な顔を赤くして答えてるまなみちゃんの彼氏とは一度会った事があるけど福山○治似のすっごい爽やかな人で少女マンガから抜け出したような美少女のまなみちゃんとお似合いだった。
まなみちゃんの話は続く

「初め彼は反対してたんです。私の体に良くないからって。」

「うん。」
(あの優しそうな彼だもんな〜反対するよな〜)

「それで、私いろいろ調べてみて徐々に慣れるように…その、アダルトグッズから試してみようって彼に相談してみて、それで少しづつならって納得してくれて彼が初心者向けのアナルグッズを買ってくれたんですけど…いざとなったらなんだか私が私じゃなくなってしまいそうで…怖くなって…」
確かに…これは外でできる話ではないな…

「あのーでも、なんでアナルセックスに興味をもったの??」
素朴な疑問

「それは…小学生の頃、私が5年生で1つ年下の初恋の男の子がいたんですけどその子はお父さんがアメリカ人でお母さんが日本人のハーフで、年下でもすごく大人びた子だったんです。親同士が仲が良かったのもあって私たちも親しくして、たびたびお互いの家で遊んだりしてたんですよ」

「うん」

「それで、ある時その子の家で2人っきりで遊んでてふざけあってるうちにその子が私の上に馬乗りになってしまって…私が意識してきまずい雰囲気になってたら『大人のマネしてみようか?』って言われて…すごくドキドキしました」

「うんうん。」
つい身をのりだしてしまう、まなみちゃんの話はさらに続く

「唇にキスされて…初めてのキスでした。なんだかもうそれだけで頭がぼうっとしてきて、よく分からないうちに服も下着も脱がされていて気が付いたらうつぶせになっていて…それで…その子の指がアナルに入ってて…私はその時もう生理も始まっててセックスの事も知識はあったんですけどその子は大人びても、やっぱり知識が曖昧で間違ってアナルに指を入れてたみたいで…」

(ぶっ!!!ダメ笑っちゃいけない!!)
テーブルの下で思いっきり自分の足をつねって笑いをこらえる

「私は間違ってるって言えないのと、アナルに指を入れられてる恥ずかしさと…その、女性の一番敏感な場所ありますよね?」

「クリ?トリス?」

「ええ、そこを床に押し付けるように刺激されてたら…あの…イッてしまったんです…」
もう、うなずくしかできない。

「その男の子はその直後アメリカへ行ってしまって、それきりだったんですけど…今でもその時の事を思い出してしまって…あ、もちろん今一番好きなのは今つきあってる彼なんですけど…どうしても彼とアナルセックスしてみたくて…」
顔を真っ赤にしてうつむいてしまった

「あの…私って変ですよね?」

「いや、あの…変ってことはないと思うけどな…」
(かなりびっくりしたけど)

「和行と私もアダルトグッズは使ってるし、アナルは経験ないけど」

「えっ!!そうなんですか!?」
(しまった!衝撃で頭の回転が鈍くなってる…口がすべった!)

「玲さんと和行さんは真面目なカップルだと思ってました!」
(それは君たちのほうでしょ?)とツッコミを入れたいのを我慢しつつ

「え〜そう?……うーん…アナルだけどそんな気にすることないんじゃないかなぁ?まなみちゃんが拒否してるのに彼が無理やりしたがるなら問題だけどさ…まなみちゃん自身がしたいわけだし…お互い楽しめるなら良いんじゃない?」

「本当ですか!!」
顔を明るく輝かせている

「あ!念のため…痔とか患ってない?」

「健康そのものです!」
笑顔が…なんだかまぶしい!なんて可愛い笑顔。

「玲さんに相談して本当に良かったです!ありがとうございました!」
来た時とは、うってかわって元気いっぱいで帰っていった。

(それにしても、まなみちゃんがアナルセックスに興味があったとは…人って見かけじゃ分からない)
つくづく人間って奥深いと思う。
…私はアナルはちょっと怖いけど、まなみちゃんの小学生時代の体験は正直聞いててドキドキしてたし変な気分になりそうだった。年下のハーフの男の子との甘い体験…
羨ましすぎる!
(私の小学時代なんて学校でおしっこもらして散々だったからなぁそんな甘い体験…ないない)

完全に部屋に一人きり。
まなみちゃんの告白で悶々として…自分をもてあましている
(帰ってくるまでおあずけだなんて、和行グッズにハマり出してから妙にじらしが上手くなってるんだもんなぁ…ずるいよ〜)
再度パンドラの箱からとりだした
フェアリーミニミニをまじまじと見つめる。
(しちゃいけないと言われればよけいしたくなるのが人間!もう我慢できない!コンドーム被せて!輪ゴムで止めて!)
ただのひとりHなのに禁止されてる事で妙に背徳的な気分になってる。
こんな時はおもいっきりいやらしい妄想で…

…妄想が広がる…
一人で街をブラついていてうっかり一人の男性とぶつかって転んでしまう。

「大丈夫ですか?ごめんなさい!!」
手を差し出し私を起き上がらせてくれる

「…いえ、私こそ、ぼんやりしてたから…」
どことなく品があって女性の扱いには慣れてる、そんな感じの男性。

「あ!服汚れてしまいましたね、困ったなぁ…ちょっとそこに座りましょう」
私を椅子に座らせ一生懸命スカートの汚れを取っている、私は少しとまどう

「あの、そんなに…もう大丈夫ですよ、それにこの服安物だし…」

そこへ
「あの。恐れ入ります、こちら当店のテーブル席となっておりますので…」
うっかりカフェのオープンテラスの席を使っていた所を店員に咎められた

「…中の席空いてます?」
と聞く男性に「ええ」とうなずく店員

「中に入りましょうか?…時間、大丈夫ですか?」
そんなに汚れは気にならないのに
男性に従うように店の中へ入っていってしまう…

「もう大丈夫かな?汚れずいぶんとれましたよ。」
カフェから借りたタオルで
丁寧にふき取ると男性は向かい合わせの席に座る。

「汚れ全然わかりませんよ。かえってすみませんでした」

「今からデートでしょ?せっかくおしゃれしてるのに…」

「えっ、違いますよ…暇でブラブラしてただけです。」

「あなたみたいな素敵なひとが暇だなんて…僕がデートに誘ってしまおうかな」
そんな歯の浮くような台詞も自然に聞こえてしまう。
なんとなく会話がはずんでいるものの途中から気になっている事があった。
狭い席ではないのに妙に男性の足が私の足とぶつかる…しだいに私の膝下からくるぶしまで男性の足がさする様に動き出し、靴を脱いだらしい足を私のスカートの中へ忍ばせてきた

「…!」
思わず声をあげてしまいそうなのをこらえる

「どうかした?」
涼しい表情で私を見つめながらも足はふとももの奥へ進んだ…
私は周囲に気づかれたらどうしよう?という心配と、このまま身をまかせたいという気持ちで動悸が激しくなり、しだいに足を開いていく…

― 妄想に従うように自分の足の愛撫をはじめる ―

「…近くにおもしろい所があるんだ。良かったら行かない?」

『おもしろい所』がどんな場所なのかは分からないけど、この後どうなるかは分かりきっている…私は自分の本能に身をゆだねる。
案内された場所はビジネスホテルのような所。フロントマンらしい初老の紳士から

「いらっしゃいませ、お待ちしておりました。」
とキーを渡され、男は慣れた様子でキーを受け取りそのまま私は部屋へ連れて行かれる。
部屋に入った途端、その異様さに驚く。部屋の真ん中にベッドがぽつんとあり
壁一面鏡張りの部屋。
…そこは秘密のクラブ…

「何!?この部屋?」
男は私の問いには答えず私はそのままベッドへ押し倒される!
どこから聞こえてくるのか10人ほどの男達の声が聞こえる。

「驚いた?鏡の奥に男たちがいるんだよ、マジックミラーになってるから僕たちからは見えないけど男達からは見える…これから僕たちのセックスを彼らに見せてあげるんだよ」
そう言いながら男は素早く私の服を脱がし始める

「いやっ!こんなの嫌ぁ!!」
抵抗する私の両腕を逃がさないよう掴み

「…ウソつき…本当は大勢の男達に自分のセックスを見せたい…君を見て一目で分かったよ、露出願望があるって…」
半裸状態で既にあらわになっている乳房に吸い付いてくる

「いや!やめて…」
すばやく私の下半身に手をすべりこませ

「本当にイヤなの?もう、こんなに濡らしてるのに…」
男の指にからみついて光っている愛液を私に見せつけるように言う

「大丈夫だよ、男達は見てるだけ。君には指1本触れさせない。思う存分いやらしい行為を楽しんで彼らに見せつけてあげよう…」
そう言って私の乳首を吸ってきた

「あぁ…や、やめて…だめぇ…」
抵抗する声がどんどん弱くなる…おそらく何人もの女を悦ばせてきたのであろう、手の動き、舌づかい…私の体が男に応えていく

― フェアリーミニミニのスイッチを入れ想像の中の男の手の動きに倣うように体中に這わせる ―

鏡の奥から声がした

『初めは抵抗してても、あのテクニックで皆やられるんだよな』

その言葉に頭の芯が痺れ気づけば全裸にされている。
男は私の足を全開にして溢れている愛液を拭うように舐める…その舌づかいに堪らなくなり

「ああっだめぇ!そんなにしたらイっちゃう…」
男は口を離し

「もうイキそうなの?僕の見立てどおりだったね…本当に淫らだな…でもまだまだイカせてあげない。じゃ次はシックスナインだ、君が上になって。」

― どんどん妄想に溺れる。私は湿って敏感な場所へそれを当て弱い振動で刺激しイキそうなところでスイッチを止めて我慢する。それを何度も繰り返す ―

私は男の上にまたがり男のものを口に含む。男は舐めたり指を出し入れしたり。
私たちの行為を見て鏡の中の男達はそれぞれに卑猥な会話を交わす

『あんなにヒクヒクさせて、もうイってしまうんじゃないか?好き者だな…』

『おいしそうに咥えて。あの舌づかい。何人の男から仕込まれてるんだ?』

行為の最中にも卑猥な会話が聞こえ、もう狂いそうになる…

「じゃ、そろそろイカせてあげる…」
男はあぐらをかくように座り

「君は僕に背中を向けて…そう、後ろから入れるよ」
そう言い男は私の後ろから侵入し2人上半身は起こしたままで私は足を開かされる

「こうやって男達に君のアソコを見せてあげるんだ…」

「あ!だ、だめぇ…!」
言葉とはうらはらに腰の動きはどんどん激しくなり鏡の中の男達の異様な熱気が伝わってくる…様々にいやらしい言葉を投げかけたり自分自身で慰めだしているらしい男の激しい息遣い…

「ああっ…い、イクっ!」

想像と現実が混沌として…激しく振動するフェアリーを中へ出し入れしたり中から一番敏感な場所へ転がすように動かして何度も何度も達していた…

注  意
(1)本シリーズは20歳以上の成年を対象にしており、下記(2)(3)に同意できない方は実践はもとより当サイトから退場してください。
(2)本シリーズを参考にしての実践については、各自が責任を持ってください。
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