愛する女性とのSMプレイ入門講座 | アダルトグッズなら「女性も安心KIYO」


◇ 愛する女性とのSMプレイ入門講座 ◇


第5講: SMビデオの使い方
◎ どう切り出すか?
彼女をSMの世界に無理なく誘い込む最上の手段として、SMビデオがあること、
そして、その選び方、編集法までを先回説明しました。これでビデオそのものについては準備万端整った訳ですが、では、実際にそのビデオを一緒に見るきっかけをどう作ったらよいでしょうか?

 実はこれ、なかなか難しいのです。いきなり、「SMビデオ観ようか。」などと切り出しては、あまりに唐突です。そもそもSMプレイに入るための心理的準備としてのSMビデオ鑑賞なのですが、そのビデオ鑑賞に先立って、また、心理的準備をする必要があるというのですから、話はややこしくなるのですが、事が事だけに仕方ありません。

 けれども、こうした周到な準備をすっ飛ばしていきなりSMプレイに入ろうとしてもうまく行くはずはありません。一番成功するのは、男性側が女性と同じ位置に立つ、

同じ目線から話を運ぶ、ということです。具体的には、ビデオを「見せてやる」ではなくて、「一緒に観よう」とすることです。実は、この「一緒に」という態度は、SMプレイに入ったときも非常に大切です。「僕責める人、あなた責められる人」では駄目です。男性側も責めながら、自分が女性で責められている気持ちを同時に味わうようでなければ、本当の快楽責めはできないのです。この「一緒」関係は、ビデオ鑑賞の時から既に始まっています。
 例えば、こんな風な会話が考えられるでしょう。再び、夫婦の寝室での会話と想定します。

夫:「○○子、この前、高校の同窓会で△△君から、面白いもの、もらったんだけど…」
妻:「あら、何を?あの時、帰ってからそんな話、しなかったじゃない?」
夫:「いや、俺もね、そのこと、話そうか話すまいか迷っていてね。」
妻:「何を迷ってんの?あなたらしくないわね。」
夫:「だってなあ。ちょっと危ないビデオなんだよ。」
妻:「『危ないビデオ』って、それなあに?」
夫:「アダルトビデオなんだ、実は。」
妻:「ええっ!?何でぇ!?あの△△君からでしょ、どうして?」
夫:「いや、あいつ、結構好きなんだよ、そういうの。」
妻:「アダルト・ビデオ、って、どんなの?」
 
 まだ、会話は続くのですが、ここでちょっとコメントを入れましょう。
 まず、夫は、このビデオを友人からもらったことにしています。つまり、自分から積極的にビデオショップに買いに行ったり、レンタルビデオから借りてきたりしている訳ではないことになります。
これは、万一、女性からSM趣味を持っていることを軽蔑されたりする危険が出た場合の逃げ道を作っておくためです。

 また、そのビデオをくれた人というのが、日常よく出会う可能性があまりない人にしてあることも注意して下さい。「会社の同僚」などでは、直接の行き来がないまでも、自宅への電話等で連絡が付きやすく、後でまずいことになりかねません。

 また、見せる前には、「SMビデオ」という呼び方を一度もしないように注意します。あくまで「アダルトビデオ」で通します。もし、女性が本当に初(うぶ)で「アダルトビデオ」とはどんなものか知らなければ、快楽責めもののSMビデオを「アダルトビデオ、って、こういうものなんだ」と思い込んでくれるでしょう。
既に、「アダルトビデオ」をある程度知っている場合には、「随分激しい、いやらしいビデオも、アダルトビデオにはあるものね」と納得してくれるでしょう。さらに、既にどこかでSMビデオを経験済みの場合でも、「これは普通のアダルトビデオでなくて、SMビデオだわ。でも、これは鞭や蝋燭なんか出てこないで、綺麗だわ…。こんなのもあるのね。」と理解を示してくれるでしょう。

 先回説明した、「モデルについてのフィクション」や「編集」の辻褄合わせも、「友人から聞いたところでは…」、「友人がいい所だけ編集してくれた…」と全て友人のせい(お陰?)にしてしまいましょう。
◎ 状況を整えて
もろにSMビデオではない、SM的香りのする場面を含んだ普通の劇映画などのビデオを見る際のビデオ鑑賞の環境作りの大切さについては、既に第3講で、具体的に説明しました。
 今回のように、一歩更に踏み込んで、快楽責めとは言え、正面からSMを扱ったビデオを彼女と鑑賞する場合は、第3講で説明した以上に、細心の状況設定が必要です。

 既に説明済みの注意に加えて、次のことに心がけた方がよいでしょう。
 まず、女性の服装は、興奮の度合いと自然の流れに乗って、脱がし易いものであることを確認します。
例えば、スーツのジッパーは背中にあるか、ブラジャーのホックは目で確認しないで指だけで外せるものか、パンティーは腰の両脇でリボンで結ぶタイプのものかどうか…などです。
最初からネグリジェ姿になってビデオを観るのであれば、こうした点は非常に楽です。

 これも第3講で説明した「三種の神器」は、出番が出たら、すぐに使えるように普段の隠し場所から出して、すぐに使えるように用意しておきます。(もっとも、出番が出るまでは、女性の目には触れないようにしておかないと、手の内を読まれてしまいます。)

 また、特に若い男性の場合、見せる予定のビデオは事前に一人で何度も見ておいて、女性の変化を観察できないほどに自分の方で興奮してしまわないように、心がけましょう。
個人差がありますが、当日朝方に一人で一発抜いておくくらいの方が心身共に余裕を持つことができます。(もちろん、これはあくまで若い男性の場合で、通常でも1週間に1回がやっと、というような熟年男性の場合は、大切に溜めておかないと、肉体的だけでなく精神的エネルギーが生まれません。)
◎ 黙って観ないで
さあ、いよいよ、ビデオ鑑賞です。
 「ビデオ鑑賞」と言っても、実は、男性側にとっては、「ビデオ解説、女性観察」の時間が始まった、と心得るべきです。女性と肩を並べて、画面に仲良く向かっている…というのは、あくまで外見、あるいは、女性の側から見た二人の有様であって、実は、男性側は、ほとんど画面を見ていないのです。それほど、画面の流れを熟知していなければなりません。スピーカーから流れる音や声だけで、画面で何が起こっているかを思い描ける必要があります。それほどよく分かっていると、画面の説明を女性のほんの僅かな変化に合わせて自在に変化させる余裕が生まれるのです。

 タイトル画面やモデル名などの画面は、飛ばさないようにしましょう。こうした画面は、日常世界からSM世界に入るための心の準備として、女性にとっては非常に大切です。

 また、プレイ・ボタンを押す前に、例えば、「このビデオに出てくるモデルさんは、インタビューの場面では23歳、って言っているけど本当は○○子と同じ、25歳なんだって。」などと、できるだけ、相手の女性と画面の中のモデルとを同じ土俵に置くような情報を(嘘で、もちろん構いません)与えておくと、女性はモデルと親近感を持って、鑑賞するようになります。

 ビデオの本体が始まったら、最初の内はあまり解説の言葉を差し挟まないようにします。
ビデオの世界に没頭しやすくするためです。SMの世界に女性を誘い込むのに理想的な素人がモデルになったドキュメンタリーものを例に以下、話を進めましょう。

 もし、男性側で解説を加えるとすれば、インタビューの場面が一応終わった辺りが最適です。
インタビューの場面から、そのまま脱衣、縛り…と流れるものでは、脱衣を命じる直前辺りで一旦テープを止めて、男性側がコメントを加える、というのがいいでしょう。
その場合も、一方的にコメントを加えるのでなく、女性に質問したり、感想を聞いたりしながら、「二人一緒にビデオの世界に入っていく」という姿勢が大切です。
 具体的な例を一つ、示します。再び、夫婦の間の会話とします。

夫:「ここでちょっと止めよう。どう?結構美人だろう?」
妻:「そうねえ。あんな美人なら、アダルトビデオなんか出なくても、いくらでも別のアルバイトがありそうなのに。」
夫:「でも、最近は、この手のアルバイト、結構流行っているらしいよ。何たって、2日で20万とか、50万とか、内容によって、凄く割がいいそうだよ。最高に気持ちよくしてもらって、こんなにお金もらえたら、言うことないだろうな。」
妻:「でも、親とか友達とかに知られたら、どうするのかしら…?」
夫:「このビデオでは、目隠ししたり、顔にぼかしを入れてないけど、人に知られてはいやだ、という場合は、目隠しして出るというのもあるよ。でも、目隠ししてしまうと、イクときの一番いい表情が見えないんで、その時は、目隠しを外す、というのもあるけどね。」
妻:「そんなことしたら、やっぱり顔、ばれちゃうじゃない。」
夫:「ところが、イッているときの顔、って、その人の普段の顔と全然違っているから、意外に分からないものさ。○○子だって、イク時の表情、普段と全然違うぞ。」
妻:「あら、いやだ。ほんとう?」
 
 といったノリで、たわいもない会話をします。こんなことで、女性の気分を解(ほぐ)すのです。
男性には理解しがたいことかもしれませんが、女性は、アダルトビデオを愛する男性と一緒に観るというだけで、複雑な緊張と期待で、心が張り詰めているものなのです。最初にそれをさり気ない会話で解しておくことが大切です。
◎ いよいよ正念場
気分が解れたところで、再びプレイボタンを押しましょう。

 カメラの前で脱衣を命じられる辺りまでは、女性は特に疑問を持たずに注視してしているものですが、ロープが出てきて、縛る所に進むと、大抵は、「何で、縛らなくちゃいけないの?」という質問をぶつけてくるものです。もしこういう質問が来たら、その場でテープを止めて、ちゃんと疑問に答えてやらないといけません。
答えないまま、先に進もうとすると、いかにも強引に、有無を言わせず自分のペースで進もうとする男性側の態度に女性は拒絶反応を示してしまいます。

 さあ、ここが正念場です。この質問にどう答えるか、が、二人がSMの世界にスムーズに入れるか、入れないかの分かれ目となります。

 分かりやすく、具体的に、丁寧に、こんな風に説明してはいかがでしょうか?
 「実は、縛る必要は本当はないんだよ。縛らなくても、女性の側で、『動くな』と命じられた通り、動かないでいることができれば縛る必要は全くない。
ただ、初めてのモデルの場合、いくら男優や監督が、「動くな」と言っても、じっとしてられないのが普通だ。
だから、縛ってしまうのが一番手っ取り早いんだ。」

 こんな説明をすると、今度は、きっと、「なぜ、動いちゃいけないの?」と第二の質問の矢が飛んでくるでしょう。

 これには、次のように、まず、逆に質問で答えるとよいでしょう。
 「愛撫されるとき、思わず仰け反ったり、腰を振ったりしてしまうだろう?もし、その時、身体が自由に動けないとしたら、どうなると思う?」 女性は、この質問にはなかなか即答できません。
 「動くな、って言われても、身体が独りでに動いちゃうわ。」とか、「動くの、当たり前でしょ!」とか、ともかく、まともな答えにならない答えが返ってくるはずです。そこで、どう答えたらいいでしょうか?

 この続きは次回までのお楽しみです。
次のように答えます。
 「自然に動いてしまう、その動きを封じられたら、どうなると思う?思わず動きたい動きが
動きとして身体の外に出せない…となると、そのエネルギーは身体の中に向かうしかないだろ?」
(次回に続く)

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